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フロントエンドエンジニアとしてフリーランスになるためやるべきこと

フリーランスのフロントエンドエンジニアになろうと決めていても、最初のうちはわからないことが多いと思います。

そこで、この記事では実際の業務範囲や年収、フリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事獲得の方法を説明しています。

フリーランスになるにあたっての手続きについても書いてあるので、準備の参考にしてみてください。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの業務範囲

フロントエンドエンジニアとは、Webサイトのユーザーが触れる部分に関わる仕事です。フリーランスの場合、開発や実装を任されるケースがほとんどです。

案件ごとに求められる内容は変わりますが、HTML、CSSはもちろんJavaScriptのスキルが応募要項に含まれるケースも多々あります。

勤務形態としてはフルリモートよりも、常駐して働くケースがメインとなり、リモートであっても一部分に留まる案件のほうが多いようです。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収相場

2022年4月時点で、フロントエンドエンジニアの案件の報酬は最低月単価が30万円、最高月単価は110万円となっています(自社調べ)。平均して月収は71.2万円、年収は854.4万円となります。

フリーランスとしてフロントエンドの仕事をもらうには

フリーランスとしての活動をはじめるにあたって、仕事につながるかどうかが気になる方もいると思います。案件の獲得方法はいくつかあるので、確認していきましょう。

企業に直接営業する

フリーランスは自分から動かなければ仕事を得ることができません。メールや電話、飛び込みといったスタイルで企業に営業をかけてみましょう。

そういった行為が苦手な場合には、ぜひ交流会やセミナーへ参加してみてください。そこでできた人脈が後々仕事につながる可能性があります。

また、自分の制作したWebサイトなどをまとめたポートフォリオをインターネット上で公開し、自分の実力や実績をわかりやすく伝えることもおすすめです。SNSで自分ができる業務について投稿し、仕事の募集をすることもよいアイデアです。

もし企業と直接契約を結ぶことができれば、マージンなどが生まれず報酬が高くなる傾向があります。直接的な営業ができない場合でも、どうぞ人脈を拡げ、人の目に留まる努力をしてみてください。

案件紹介エージェントに登録する

コロナ禍によりリモートワークの普及、副業を解禁する企業の増加といったことから、フリーランス人口や経済規模が拡大傾向にあります。それに伴い、フリーランスに企業を紹介する仲介業者・エージェントの数も増えてきています。

使用プログラミング言語や自身の経歴・スキル、希望する労働条件などを伝えると、エージェントが条件に合った企業を紹介してくれます。

案件としてはアプリやWebサービス、システムの新規開発・追加開発が多いようです。また働く年齢層は20~30代が中心です。

クラウドソーシングサービスに登録する

クラウドソーシングとは、インターネットを通して仕事を受発注できるサービスです。企業や個人が案件の募集をかけ、その条件下で働きたい人をつなぎます。

アルゴリズムによるおすすめは表示されますが、エージェントと違い、クラウドソーシングサービスでは基本的に自分自身で条件を入れて探すことになります。

エージェントとのやり取りがない分、手軽にできる点がクラウドソーシングサービスのメリットといえるでしょう。

知人・友人からの紹介

フリーランスの契約経路で一番多いのが、知人・友人などの紹介です。企業から転職したフリーランスの場合、以前の勤め先や取引先から継続して業務を依頼されることもあります。

また、交流会やイベントで広がった人脈から仕事につながるケースも珍しくないことです。

継続して案件を得るために最も大切なことは、しっかりと実績を積み重ねることです。

きちんと仕事に取り組めば信頼関係が生まれ、次の仕事に結びつきます。クライアント間のつながりもあるので、そこから依頼が発生することも考えられます。

会社勤めと違い、フリーランスは自分自身がいかに信用されているかが重要です。安定して報酬や仕事を得るために、一つひとつの業務に真摯に取り組みましょう。

フリーランスになる前にやるべきこと

フリーランスにはいつでもなれます。だからこそ、焦って独立をするべきではありません。準備をしっかりとおこなっていれば、将来設計を立てやすく、先々への不安も軽減できます。

ここではスムーズに事業をはじめ、案件を獲得するためにやっておくべきことをまとめました。

副業案件で個人としての受注実績をつくる

会社勤めをしている間に、副業としてフロントエンドエンジニアの仕事を請け負ってみましょう。個人で受注から業務完了までおこなった実績があれば、クライアントも依頼をしやすくなるからです。

会社で積んだ実務経験は、あくまで組織に所属するエンジニアとしてのものです。つまり「個人で業務を一から取り仕切ることができるのか?」といったフリーランスとしての実績を重ねる必要があります。

クライアントと面談をし、契約条件の確認や交渉をすることは、副業フリーランスでも専業フリーランスでも変わりません。まずは受注実績を作り、将来の契約に備えておきましょう。こうした実績は自分の自信にもつながります。

スキルシート・ポートフォリオを作成する

自分の実績や能力についてまとめたスキルシートや、これまでの成果物をまとめたポートフォリオを作成しておくことも大切です。

エージェント利用時には、担当者が案件をマッチングさせる手助けになり、クライアントも個人の能力を把握することで契約の判断がしやすくなるからです。

またポートフォリオは自分のWebサイトやSNSに掲載することで、仕事の依頼につながる可能性もあります。

自己紹介の時間短縮にもなるため、ぜひ準備をしておきましょう。

年金・保険関連の事務手続きを済ませる

フリーランスは会社員と違い、年金や保険関連の手続きも自分自身でおこなうことになります。例えば会社員として厚生年金に入っていた場合には、国民年金への切り替えが必要です。

また健康保険は、退職から20日以内に申請すれば、2年間まで以前の会社が加入していた保険組合に継続加入できます。しかし、全額自己負担での支払いになるので注意しましょう。

前年度の所得や地域によって額が変わる国民健康保険料と比べてからの加入をおすすめします。ちなみに国民健康保険への加入は、退職後14日以内に市区町村役場への届出が必要です。

未経験でもフリーランスのフロントエンドエンジニアになれる?

経済産業省がまとめた『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予想されています。

フロントエンドエンジニアの需要も増加傾向にあるといえ、未経験であってもフリーランスとしてフロントエンジニアのキャリアをはじめること自体はできます。

しかし、IT業界は実績で評価されるため、未経験者が案件を受注することは難しいです。そこでおすすめなのが一度フロントエンジニアとして就職をし、そこから独立を目指すやり方です。

実務経験を積むことができ、不意のトラブルの対応力も同僚の協力を得ながら身につけていくことができます。

また、現職を続けながら、独学やスクールでの学習によって知識とスキルを身につけ、副業フリーランスとして実績を積んでいく方法もあります。

制作したWebサイトをまとめたポートフォリオを作ることもおすすめです。

出典:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果 

まとめ

IT業界は実務経験を求められます。現在会社員としてフロントエンドエンジニアをしている方は、ぜひ3年は勤務を続けてください。

また経験の有無を問わず、まずは副業フリーランスとしてフロントエンジニアの実績を積んでいくことをおすすめします。

人材不足も相まって、実績を問わない案件を見つけられるかもしれません。もしも「今すぐに独立したい!」という場合には、ぜひここまでの情報を参考に準備をして、挑戦してみてください。

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