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フリーランスの職業にはどんなものがある?代表的な職種を詳しく紹介

フリーランスという言葉はよく耳にすることはあるけれど、一体何なのか分からない。あるいは、フリーランスについて何となく知っているけれど、その実態まではよく知らない。そんな方は多くいると思います。この記事では、フリーランスが実際にどんな仕事をしているのか、その職種についてご紹介しながら、フリーランスについて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

フリーランスの働き方とは?

「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」によれば、フリーランスとは、

実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者を指す

としています。

組織などに属さず、一人で働く働き方をしている人のことを指します。

組織に縛られないため、働く場所や、働く時間など自由に決めることもできます。のみならず、どんな仕事をするのかまで自分の意志で自由に選ぶことができるのが、フリーランスということです。

会社員であれば、上司から依頼された仕事を断ることはできませんが、フリーランスならば、やりたくない仕事は受注しなければ、そもそもやる必要もありません。

フリーランスは、基本的には、好きな仕事だけを選んですることができます。

とはいえ、仕事は発注者がいて初めて生まれるものです。発注量の多い業種や少ない業種、また単価の高い業種や低い業種などがあったり、中には、案件数が少なすぎたり、収入が低すぎて続けていくことが困難な職種というものもあるでしょう。

ということで、実際にフリーランスをしている人が、どんな職種をしているのかを見ていきましょう。

フリーランスの代表的な職業

フリーランスの職業として代表的なものをいくつかの系統に分けてご紹介します。

クリエイティブ系

まずはクリエイティブ系の職種をご紹介します。

クリエイティブ系とは、イラスト、写真、動画、デザイン、音楽など創造性が求められることに関わる仕事のことです。上記に対応した職種としては、イラストレーター、フォトグラファー、動画編集者、デザイナー、音楽家があげられます。

新・フリーランス実態調査 2021-2022年版(13ページ)によれば、フリーランスの職種のうち「クリエイティブ系」が9.4%を占めており、フリーランス白書 2023(14ページ)によれば、「クリエイティブ・Web・フォト系」が、26.6%、「映像制作系」が2.2%、「芸術系」が1.3%を占めていると発表していることからも、フリーランスとして人気の高い職種であることがうかがえます。

また、収入面では、フリーランス白書 2023(15ページ)によると、46.9%の人が400万円以上と回答しており、比較的安定している傾向にあります。

弊社TechReachでは53件の案件があり、そのうち年収600万円以上の案件は51件となっています(2023年4月時点)。

クリエイティブ系は、自らのスキルや感性を生かして仕事ができるため、仕事としての充実度が高く、ライフワークとして考える人も多いのが特徴です。フリーランスとして活躍している人も多いことから、興味があるのなら目指してみたい職種です。

 

参考:テックリーチ(案件・求人情報一覧)

エンジニア系

次にエンジニア系の職業についてみていきます。

エンジニア系とは、プログラミングなどIT系の知識やスキルを活かした仕事で、具体的にはフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア、アプリケーションエンジニア、システムエンジニア、データエンジニアなどがあります。

新・フリーランス実態調査 2021-2022年版(13ページ)によれば、「デジタルスキル」が9.4%を占めており、フリーランス白書 2023(14ページ)によれば、「エンジニア・技術開発系」が、14.8%を占めていると発表していることからも、人気の高い職種となっています。

収入面でも、フリーランス白書 2023(15ページ)によると、77%の人が400万円以上と回答しており、フリーランスの中で最も高い割合を占めています。

弊社TechReachでも5644件の案件があり、そのうち年収600万円以上の案件は5,446件となっています(2023年4月時点)。

他の職種同様ある程度キャリアを重ね、十分なスキルを身に付けてから独立するケースが通常ですが、エンジニア系は案件数も多く、比較的経験の浅い人でも受注しやすいのが特徴です。

案件を受注しながらスキルアップを目指すこともできますし、また、スクールなども充実しており、未経験者でも目指しやすい環境は整っています。フリーランスを目指すなら、ぜひとも目指したい職種の一つです。

 

参考:テックリーチ(案件・求人情報一覧)

ライター・WEBメディア系

ライター系は、ライティングのスキルや知識を活かした仕事で、雑誌などの記事や、WebのSEO対策記事・アフィリエイト記事、ゲームのシナリオなどの作成をおこなうライターの他、編集者、コピーライター、記者、ブロガーなどがあります。

フリーランス白書 2023(14ページ)によれば、「出版・メディア系」は、9.9%を占めています。

収入面では、フリーランス白書 2023(15ページ)によると、39.3%の人が400万円以上と回答しています。

ライター系のうち編集者、コピーライター、記者などは、キャリアを重ねてから独立するケースが通常ですが、Webメディア系の職種は、例えば、クラウドソーシングによる仕事の募集も多数あるため、未経験者でも目指すことが可能です。

クラウドソーシングなどから始めて、最初は安くても、徐々に仕事の実績を増やしていき、単価をあげていくことで収入を増やすこともできます。あるいは、ブログを始めて記事を増やし、集客していくことで収益化を目指したり、アフィリエイト記事を書いたりするのも悪くありません。

ライター系は、文章力さえあれば、個人でいきなり始めることができるので、フリーランスとして始めるのに向いている職種です。会社員でも、副業として始めやすいため、フリーランスという働き方に興味のある人は、この職種を目指してみるのもよいでしょう。

接客・サービス系

接客・サービス系は販売員、スポーツインストラクター・パーソナルトレーナー、メイクアップアーティスト、カウンセラー、飲食系スタッフ、営業代行、コンサルタント、配達員など幅広い職種があります。

新・フリーランス実態調査 2021-2022年版(13ページ)によれば、「接客系」が22.0%、「営業・コンサルタント」系が8.7%を占め、フリーランス白書 2023(14ページ)によれば、「コンサルティング系」は7.9%、「営業・販売・小売系」が2.4%、「飲食系」は1.2%、「スポーツ・健康系」は1.1%、「「配達・運送系」は0.9%とフリーランスの職種として最も多くを占める職種の系統の一つとして発表されています。

接客・サービス系はノウハウや知識を使ってクライアントに提案したり、人に教えたりと、人に何かをしてあげることで対価を得る職種です。

スキルやノウハウも求められますが、同じくらいコミュニケーション能力も求められます。

世の中の需要が高く、案件としては安定しているため、コミュニケーションに自信のある人や、人と関わるのが好きな人は目指してみてもよいでしょう。

SNS系

SNS系には、YouTuber、インスタグラマー、ライバー、tiktokerなどの職種があります。

動画を投稿して再生数に応じたインセンティブを得たり、広告の表示回数に応じて広告収入を得たり、プラットフォームによって異なる収益化の方法があります。

多くは、チャンネル登録者数や、フォロワーを増やす必要があり、チャンネル登録者数やフォロワーが増えれば、プラットフォームからの収益が増える他、インフルエンサーとして企業から案件を獲得することも可能になります。露出度も高いことから、人気の職種の一つですが、競争の激しい世界です。

その他

そのほかにも、士業、営業代行、コンサルタント、モデル・タレント、通訳・翻訳系、医療福祉系、教育系、事務系、作業系などの職種があります。

新・フリーランス実態調査 2021-2022年版(13ページ)によれば、「作業系」が22.0%、「専門・士業系」が15.1%、「事務系」が12.5%、「講師系」が11.9%を占めており、またフリーランス白書 2023(14ページ)によれば、「通訳翻訳系」は7.3%、「事務・バックオフィス系」は4.6%、「教育系」は2.9%、「医療福祉系」は1.3%となっています。

高い専門知識や資格が必要な職種ですが、古くからあり、安定した職種となっています。

まとめ

ここまでフリーランスの職種を見てきましたが、接客や作業といった未経験者でも始めやすい職種でフリーランスをしている人が多い他、士業や医療福祉など以前からフリーランスとして安定した職種もありました。インターネットの普及により、Web系の仕事もフリーランスの職種として増えており、案件が多くあり、報酬額も高いことから、会社員として働いている人もフリーランスへの独立する人も増えています。

この記事を参考に自分に合ったフリーランスの職種を探してみてください。

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