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フリーランスエンジニアに必要なスキル一覧!スキルアップや高収入を稼ぐ方法を紹介

フリーランスエンジニアを志す方にとって、必要なスキルはどのようなものか、高収入を稼ぐためには何をするべきかといったことが気になるかと思います。

この記事では、フリーランスエンジニアとして活躍するために大切なスキルについて、詳しくまとめております。
未経験でこれからフリーランスエンジニアを目指している方や「会社員だった頃よりも年収を上げたい!」と考えているエンジニアの方のお役に立つことを記載しておりますので、ぜひ、最後まで記事をご覧ください。

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フリーランスエンジニアに必要なスキル

フリーランスのエンジニアとして生計を立てるためには、どのようなスキルが求められているのかを把握することが大切です。需要と異なるスキル習得に時間をかけて後悔をしないよう、ぜひこちらの情報を参考にしてみてください。

技術力

同じ報酬を支払うのであれば、技術力がある人間を選ぶのは当然のことです。会社員と違い、やった分だけ年収につながるフリーランスの道を歩むのであれば、ITスキルを向上させることはとても重要になってきます。

一般的に技術力があるエンジニアほど、待遇面がよくなります。自分の長所を生かした働き方をするためにも、新しい技術や業界の流行をつかみ、スキルの習得に励むことをおすすめします。

エンジニアとしての実務経験

企業にとって、実際に働いてもらうまでエンジニアのスキルを判断することは難しいものです。その点、実務経験はエンジニアの能力を客観的に知ることのできる物差しとして、注目されがちなポイントです。

企業は即戦力となる人材を求めており、足りない人手を補う手段としてフリーランスのエンジニアに仕事を依頼するケースが多いです。納期に間に合わせるための人員を募集している場合、教育にコストを割く余裕はありません。そのため、実務経験があるエンジニアに依頼が集中しやすくなります。

コミュニケーション力

エンジニアに対し、一人で黙々と作業をするイメージを抱いている方もいるかもしれません。しかし、チーム体制で取りかかるシステム開発など、コミュニケーション力が必要とされるケースは珍しいものではないのです。たとえばスケジュール管理や情報共有など、規模の大きなプロジェクトほどチームワークが重要になります。

とはいえ、おしゃべりで誰とでも仲良くできる性格である必要はありません。情報を相手に分かりやすく正しく伝え、相手の言葉をきちんと汲み取ることができれば十分です。

セルフマネジメント力

フリーランスは、自分の裁量で仕事を取り仕切る必要があります。リモートワークで自由な時間に働くスタイルの場合、その気になれば好きなだけサボることもできます。だからこそ、期限までに仕事を納品するためには自己管理能力を磨くことが重要です。

たとえばコワーキングスペースなどを利用して、仕事に没頭できる環境を整えたり、時間を決めて仕事とプライベートのメリハリをきちんとつけたりしてみましょう。

営業力

個人事業主は自らが業務に取り組むプレイヤーであり、案件を獲得するマネージャーでもあります。より収入を上げたいという場合には、企業のホームページからエンジニアの募集を探したり、友人のコネクションやエージェントサイトを利用して仕事を獲得したりすることが大切です。

またデザイナーのように、自分の実績や能力を表す資料・ポートフォリオを作成するのも手です。エンジニア経験者であれば、今まで参加したプロジェクトや、作成したアプリ・サービスなどをまとめた自己紹介サイトを作ってみましょう。未経験者でも自分がゼロからどの程度のサイトを作れるのか、どの程度コーディングができるのかを表す資料を作ることで能力をアピールすることができます。

フリーランスとしての知識

フリーランスのエンジニアの場合、業務と同じぐらい大切になってくるのが、個人事業主としての税務や経理です。たとえば所得が基礎控除額である48万円以上の場合、確定申告が必要です。また会社員に比べて社会保険の負担が重たい点も抑えておくべきポイントです。

仕事のために購入した設備の費用、自宅で作業をしている場合には家賃や光熱費の一部を経費として計上するなど、節税をすると結果として手取り収入のアップにつながります。

論理的思考力

エンジニアの仕事は常に論理的思考力が求められるといっても過言ありません。例えば、顧客の要望を聞き、システムの仕様を決めるフェイズでは、顧客の要望から実際に作るシステムを考える必要があります。どんなシステムであれば、顧客の要望を満たせるのか、また、そのうえで、効率よいシステムは何か、といったことを考えるには、論理的思考力が求められます。

問題解決能力

システムの開発中に、顧客や制作チームなどの間で、認識の齟齬が発覚し、対応しなければならない局面や、急な仕様変更が発生したりすることもあります。対応を誤ると、信頼をうしなうことになりかねません。また、プログラミングをおこなっていると、よく作成者の意図したとおりに動作しないエラーやバグが発生します。エラーやバグは、うまく対処しないと解消に時間がかかることがあります。そのため、こうした事象にうまく対処できるようになることもエンジニアに求められるスキルといえます。

情報収集スキル

IT業界は新たな技術が常に開発され、流行の移り変わりが激しいため、情報収集をおこなっていないと流行から取り残されやすくなります。参入した当時は需要のあったスキルでも、流行の移り代わりと共に、需要がなくなることもあるでしょう。また、クライアントとコミュニケーションするうえで、専門分野に関する知識や、IT関係の最先端のスキルや情報に関する知識を有することで信頼を得られる局面は随所にあります。情報収集スキルを磨くことは、フリーランスにとって必須スキルの一つといえます。

フリーランスエンジニアの仕事の種類と必要なスキル

エンジニアと一口にいってもその仕事は多岐にわたります。ここではどのようなものがあるのかを、求められるスキルとともにご紹介していきます。

システム開発

クライアントの要求に従い、アプリケーションや企業の業務システムなどのソフトウェアを作る仕事です。会社員のように出社する常駐型で働く形式が多いです。

業務システムでよく使われるJavaの他、C言語やPythonといったプログラミング言語のスキルが求められます。またチームをまとめる立場なので、実績や提案力、マネジメント能力も重要になります。

Webエンジニア

Webエンジニアは、インターネットのサイトを設計・開発する仕事です。顧客のニーズを踏まえて要件定義を作り、必要に応じて外部システムとも連携を取りながら、Webページを作成していきます。Webデザイナーやプログラマーと協力して開発し開発完了後はテスト作業まで行います。Webサイトを構築したあとはサイトの運用や保守も必要になります。

Webサイトの画面や入力フォームなどユーザーが接する部分に携わる場合、HTMLやCSS、JavaScriptに関するスキルが必要です。サイトで入力されたデータを処理するシステムを担当する場合には、LinuxというOSに関する知識、PythonやPHPなどのプログラミング言語の習得が欠かせません。また近年はWebページがスマートフォンで利用されるケースも多いため、iOSやAndroidに詳しくなる必要もあります。

AIエンジニア

人工知能や機械学習といったAIの分野で活躍するAIエンジニアの仕事は、プログラム開発と、蓄積されたデータの解析という2つに分けられます。簡単にいえば、プログラム開発はAIを構築する仕事、データの解析はAIを使う仕事です。

プログラム開発では、目的に応じた問題解決の手順を実行できるように、AIにデータを効率よく学習させる仕組みを作ります。そのため、こうした機械学習、ディープラーニングへの知識、そしてメジャーな言語であるPythonを駆使できるスキルが必要です。

データの解析は、大量の情報を分析し、目的に応じたアイデアを提案する仕事です。AIを使って膨大なデータの中から、パターンや相関関係を見つけ出し、企業の経営やサービス展開へのアドバイスをします。こちらも基礎的なプログラミングのスキルはもちろん、AI関連の知識、ときには医療や農業などクライアントの展開する分野への理解が求められることもあります。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、情報システムの基盤作りに関わる仕事です。サーバーを置き、ネットワークの構築をする物理的な作業だけでなく、近年ではクラウドデータのなかで仕事が完結することもあります。

顧客の要望から求められるインフラを定義し、ハード面はもちろん、OSなどのソフト面でも必要な材料を集めて、システムの土台を作り上げていきます。

ITインフラに関係する知識のほか、ネットワーク、サーバーの分野についても詳しいことが求められます。

スマートフォンエンジニア

ダウンロードして使うアプリケーションや、Web上で動くアプリケーション、それらを併用したものなどの開発に携わるエンジニアです。自らユーザーのニーズなどをとらえ、アプリの企画を立ち上げるケースの他、顧客から開発を依頼されて制作をおこなうケースがあります。

多くのスマートフォンで採用されるiOSかAndroidに対応したプログラミング言語への知識が必要です。iOSであれば、Objective-CやSwift、AndroidであればJava やKotlinなどです。

フリーランスエンジニアのスキルアップ方法

フリーランスのエンジニアとして活躍するためには、スキルの向上が欠かせません。実力が物をいう業界で長く案件を獲得し続けるために、具体的にどのような方法があるのかをご紹介します。

イベント・セミナーに参加する

IT製品を販売するベンダーや有志によるイベント、セミナーに参加するという方法があります。たとえばセミナーでは現役のエンジニアが講師として登壇することもあり、現場で求められるスキルやIT業界の最前線の様子などを、実際に働いている人たちの言葉で聞くことができます。

机の上では分からない知識を得ることができ、独学で勉強している人にとっても刺激になるため、興味があれば参加することをおすすめします。

SNSで最新情報をキャッチアップする

IT業界の進歩は目まぐるしく、日々新しい技術が生まれているといっても過言ではありません。そのため、TwitterなどのSNSを駆使し、最新情報にアンテナを張ることも大切です。

新技術が生まれることで、時間を費やして勉強した技術が時代遅れのものとなることも考えられます。参考書の購入や勉強会への参加の前には、ぜひインターネット上で情報を収集し、将来の需要がありそうな分野を見極めてください。

Webサイトを活用する

インターネット上には、エンジニアの勉強に役立つサイトがたくさんあります。個人のブログ形式でまとめられているものから、eラーニング形式で講義を聞けるようなものまでさまざまです。なかにはゲーム感覚で勉強ができるサイト、本格的なオンラインのスクールなどもあります。

ぜひ自分の目的に合わせて活用し、スキルアップに役立ててください。

エンジニア同士のつながりを利用する

交流会などで同業者と触れ合うことも、スキル向上の助けとなります。各業界の最前線で得られるような情報に触れられたり、エンジニアとして自分とは異なった視点、考え方に出会えたりする可能性があります。

情報交換をして効率的なスキルの習得に役立てたり、人脈を作って後々の案件獲得につなげたりするなど、得られるメリットは少なくありません。

書籍を読む

電子書籍も含め、スキルアップに役立つ出版物は枚挙に暇がありません。初心者向けのものから、難易度の高いものまで自分の能力に応じたものを選べる点、一度購入してしまえば何度でも読み返して活用できる点などが長所として挙げられます。

インターネット上の情報に比べて、精査されている可能性が高いところも書籍の利点の一つです。

フリーランスエンジニアで高収入を稼ぐには?

依頼さえあればフリーランスは、その気になればどこまでも収入につなげることができます。これは会社員という安定した立場にはないメリットです。ここでは案件を途切れさせず、高い収入を継続して得るために大切なポイントをまとめてみました。

技術力を高める

納期や報酬が決まっている中、企業としては当然、技術力の高い人間に仕事を依頼します。また求められる技術が高いほど、支払われる報酬も高い傾向にあるため、スキルの向上は収入に直接つながる要素といえるでしょう。

また技術力があれば、納期までの期間の短さをカバーしやすく、単純に獲得できる仕事の数の増加にもなります。

人脈を広げる

案件が舞い込むきっかけは、エージェントからの紹介や企業ホームページからの応募に限りません。交流会でエンジニア仲間をつくれば、場合によってはプロジェクトへの合流を頼まれることもあるかもしれません。

また他業種の知り合いであっても、自分がフリーランスのエンジニアということをアピールしていれば仕事につながる可能性も考えられます。

勉強を続ける

技術力を向上させるためには、努力を積み重ねる必要があります。書籍やインターネットの情報を活用すれば、フリーランスの業務の合間を利用してのスキルアップも可能です。時間に余裕があれば、勉強会に出席して同業者と人脈をつくるのもおすすめです。

仕事をやりきり評価してもらう

当たり前のことですが、実績とはきちんと契約上の業務をやり遂げたうえで成り立つものです。品質を担保し、毎回しっかり納期に間に合わせることを心がけましょう。それにより、仕事の依頼主との信頼関係が生まれ、次の案件に結びつきやすくなります。

継続して仕事を得ることができれば、年収のアップや自身のスキル向上にもつながることでしょう。

資格を取得する

エンジニアにとって資格は必須なものではありません。プログラミングスキルがあれば、誰でもエンジニアとして仕事を受けることが可能です。しかし、資格があるということは知識やスキルの客観的な証明となります。案件の受注先を探している企業からすれば、資格の有無は、一定の知識を持ち、習得のための努力ができる人物という判断材料になるのです。

また未経験者の場合、初心者向けの資格を取得するための勉強であっても、得られるものは少なくありません。独学でエンジニアとして成長するための指針にもなるので、まずは資格の勉強からはじめることも選択肢に入れてみてください。

まとめ

フリーランスのエンジニアとして生計を立てるには、各分野に関する知識の習得はもちろん、個人事業主としてのマネジメント能力が必要です。

会社員にはないスキルが求められる分、自分の取り組み次第で収入を上げることもできるので、これまでの情報を役立て案件獲得を目指してもらえればと思います。

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