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WordPressエンジニアとは?仕事内容とフリーランスの案件の探し方とをわかりやすくご紹介

WordPressエンジニアという言葉を聞いたことがあるでしょうか?この記事では、WordPressエンジニアの仕事内容と、フリーランスでWordPressエンジニアを目指す場合、どんな案件があるのか、案件の探し方などをわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

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WordPressエンジニアとは

WordPressエンジニアとは、WordPressを用いてWEBサイトやWEBサービスを制作する際に、サーバーへのWordPressのインストールや設定などをおこなうエンジニアのことです。

WordPressエンジニアという呼称は、それほど一般的ではなく、その理由は、WEBサイトやWEBサービスの作成は、デザイン、コーディングといったフロント領域の開発と、サーバーへのWordPressのインストールや各種設定を行うといったサーバーサイドの業務が発生します。それぞれWEBデザイナー、WEBコーダー、フロントエンジニア、WordPressエンジニアなどが、手分けをして別々に作業を担当することもあれば、一人で複数の領域を担当したり、規模がそれほど大きくなければ全てを一人でこなすこともあります。WordPressエンジニアが、WordPress以外の部分を担当する場合は、例えばフロントエンジニアのように、WordPressエンジニア以外の呼称で呼ばれることもあります。

未経験でもWordPress案件はとれるのか

結論から言えば、未経験でもWordPress案件をとることは可能です。WordPressの案件は、WordPressの設定をよく使うものから、あまり使わないものまであるためです。あまり使わないケースでは、ニュース記事の投稿、コンタクトフォームの設定など、限られた機能しか使わないため、学習難易度が低く、インターネットで調べるだけでも学ぶことが可能なためです。また、案件としても、予算をそれほどかけずに、小規模なWEBサイトを作りたいという需要は多く、未経験者が始めるのに丁度良い規模感の案件となっています。

WordPressの需要・将来性

w3techsによれば、WordPressは、世界中のWEBサイトの43.1%に採用されていると発表しています。WordPressを用いれば、ITの知識がほとんどないクライアントでも、記事の投稿といった運用が可能な点が利点です。今のところ、WordPressとシェアを分けるほど人気のCMSはまだ登場していないため、CMSが一気に衰退する、ということがなければ、しばらく需要は高い状態が続くことが予想されます。

 

引用元:Usage statistics of content management systems(w3techsホームページ)

WordPressエンジニアの仕事内容

WordPressはCMS(Contents Management System)の一種で、ITの知識がないユーザーでも、記事等のコンテンツを更新・運用可能なツールです。クライアントに必要な環境をすべて整えてあげて、引き継ぐ、というのがWordPressエンジニアの仕事内容になりますが、具体的に、いくつかご紹介します。

サイト構築・制作

WordPressを用いたWEBサイト、WEBサービスの構築案件は、多くの需要があります。こうした案件では、WordPressエンジニアは、サーバーやサービスの選定、ネットワーキングの設定、データベースの作成、PHPやWordPressのインストールなど、サーバーサイドの作業から担当することもあります。

サイトのテーマカスタマイズ・改修

WordPressには、いくつものテンプレートデザインを採用した既存のテーマがあり、それらのテーマを使用して、ノーコードでサイト制作が可能なのも売りの一つです。こうしたテーマを使用し、クライアントの要望に合わせてカスタマイズすることで、安価にサイト制作をするような案件があります。

3.2.1 WordPressのテーマやプラグインの開発

WordPressのテーマやプラグインは有料で販売も可能なため、そうしたテーマやプラグインの開発案件もあります。PHPなどのプログラミング知識が求められます。

カスタムテンプレートの開発

WordPressは、記事の更新などを、ITの知識のないクライアントでも、更新・運用ができるようになるのが利点の一つですが、中には、もっと色々な部分を更新・運用したいというクライアントもいます。その際、オリジナルのカスタムテンプレートを作成することで、要望を満たすことができます。そうしたオリジナルのカスタムテンプレートやその設定をするのも、WordPressエンジニアの業務内容です。

サイトのメンテナンス・アップデート

WordPressは、世界中で使用されていることもあり、しばしばネットワーク攻撃の対象となります。ネットワーク攻撃をする方が、システムの脆弱性を見つけては、WordPress側がアップデートをおこなう、というようにアップデートをおこなったり、機能の追加などでアップデートをおこなうこともあります。この際に、WordPressやWordPressに使われているプラグインのアップデートをおこなうのもWordPressエンジニアの仕事です。

WordPressエンジニアに必要なスキルセット

WordPressエンジニアに必要なスキルセットについて解説します。

WordPress・サーバに関する知識

簡単なWEBサイト制作であれば、実務をしながら、例えば、調べながらでも納品できるかもしれませんが、WordPressは非常に多機能なため、すべての機能を把握し、きちんと理解するには、学習の必要があります。また、WordPressを導入するサーバーによっても、準備しなければならない項目が異なるため、サーバーに関する適切な知識も求められます。

プログラミングスキル

WordPressは、既存のテーマを使用するのであれば、プログラミングスキルは必要ありませんが、オリジナルテーマを使用する場合、WEBサイトを新規構築や改修、運用をするために、HTML、CSS、JavaScript、PHPといったプログラミング言語を使用することになります。それらは、WEBコーダーやフロントエンジニアの作業領域とも重複する部分のため、作業領域を広げる場合に必要なスキルとなります。

データベースに関する知識

WordPressではWEBサイト、WEBサービスは、データベースによって管理されています。phpMyAdminなどを利用してデータベースを操作するスキルや、仕組みを理解することは重要です。

SEOに関する知識

WordPressは、SEO対策が可能なプラグインがあります。これらを適切に扱うにはSEOの知識が必要です。例えば、SEOに必要なキーワードの選定や、ページ速度の向上など、SEOに有効なプラグインを必要に応じて扱う、などです。

フリーランスWordPressエンジニアの平均年収・平均単価

弊社テックリーチの案件では、WordPress案件の最低単価が40万円、最高単価は90万円、平均単価は65万円です。年収換算では、780万円となります。

 

参考URL:wordpressの案件・求人情報一覧(テックリーチ)

フリーランスのWordPressエンジニアの案件例

WordPressエンジニアの案件例をご紹介します。

 

・WordPressのインストール

サーバーにWordPressインストールをおこないます。

 

・WordPressの設定

クライアントの要望に合わせて、固定ページを編集したり、OGP画像をアップロードしたり、各種プラグインをインストールしたりします。

 

・WordPressのテーマを使用したサイト作成

安価でLPを作成したい場合などに、テーマを利用してLPを作成します。

 

・サイトの引越

WordPressを使用したサイトを別のサーバーに引っ越す作業をします。

 

・オリジナルテーマによるサイトの開発

WEBサイトを一から作るのと同様の作業をします。

 

・プラグイン開発

WordPressのプラグインを一から開発します。

フリーランスのWordPress案件の探し方

フリーランスのWordPress案件の探し方について解説します。

フリーランス専門のエージェントを活用

フリーランスと案件をマッチング可能なプラットフォームがあります。そのうちの一つが,

フリーランスと案件を提供する企業の間を仲介する、フリーランス専門のエージェントが存在するケースです。

フリーランスと企業は、案件の開始前は、初めましての状態です。お互いにとって、信用があるとはいえない状態です。フリーランスにとっては、何か不利益を被るのではないか、という不安があり、企業も本当に案件を任せて大丈夫なのか、という不安があります。その両者を取り持つために、エージェントを活用することをおすすめします。

エージェントは、フリーランスにとっては、フリーランスの代わりに、企業と条件や価格の交渉をしてくれたりなど、サポートをしてくれます。企業にとっては、信用の担保となります。エージェントがいるお陰で、双方にとって安心して案件にアサインしやすいのが特徴です。

フリーランス専門のエージェントの例として、弊社テックリーチも、数あるサービスの一つとなります。

 

参考:テックリーチで案件の紹介をしてもらう

クラウドソーシングサイトを活用

フリーランスと案件をマッチング可能なプラットフォームのもう一つが、クラウドソーシングサイトです。

フリーランスと案件を提供する企業が直接やり取りをします。クラウドソーシングサイトの特徴として、企業が案件を載せているだけでなく、フリーランスも自らのスキルを掲載し、案件の募集をおこなえます。実績を十分積むことで、サイト内の評価が高まれば、安定した案件が入る可能性があります。

上記のエージェントの利用は、ある程度スキルのある方向けですが、こちらは未経験でも利用しやすいのが特徴です。

クラウドソーシングサイトとして、クラウドワークスやランサーズなどがあります。

 

参考:クラウドワークス

   ランサーズ

知人の紹介

会社員時代と異なり、フリーランスは案件を見つけるために営業をしなければなりません。ですが、営業といっても、ノウハウやスキルがなければなかなか思うような結果はでません。フリーランス白書2023によれば、仕事の獲得経路として70.6%の方が、『人脈(知人の紹介含む)』と回答してます。

参考:WordPressのフリーランス案件

フリーランスのWordPressエンジニアの案件例を、弊社テックリーチの案件を元にご紹介します。

 

件名:リモート併用|【PHP】WordPress、フロンドエンド開発案件(フロントエンドエンジニア)

業界WEBサービス
職務内容・募集ポジション:WordPress開発兼フロントエンドエンジニア
・サービスを紹介するサイトの開発/運用/保守(フロントエンド~バックエンド)
・サイト(WordPress)への機能追加・デザイナーが制作したデザインのサイト実装
・WordPress本体やプラグインのアップデートなどの保守
・サイト情報を最新に保つための情報更新
【言語】:HTML,CSS,JavaScript,PHP【CMS】:WordPress【担当工程】:PG
ポジションWordPress開発兼フロントエンドエンジニア
スキルAWS,TypeScript,JavaScript,React,Go言語
勤務地東京都 渋谷駅
雇用形態業務委託(準委任)

まとめ

WordPressは世界中のWEBサイトの43.1%に採用されているほどシェアの高いCMSです。案件として非常に需要が高いうえ、WordPressは、IT知識がないユーザーでも使用できることをコンセプトにしているため、その範囲で可能な案件であれば、初心者でも、参入しやすいといえます。

また、ノウハウやスキルを積むことで、高単価な案件にもアサインできるようになるため、WordPressを極めていくのも悪くはありません。

この記事を参考に是非WordPressエンジニアを目指してみてください。

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