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エンジニアにもポートフォリオは必要?作成するメリットや作り方のポイントをご紹介

面接の必須アイテムとして、職務経歴書の他にポートフォリオがあげられます。この記事では、ポートフォリオの必要性と、作成するメリット、作り方のポイントをご紹介していますのでぜひご覧ください。

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エンジニアにはポートフォリオって必要?

会社員として仕事をしている間はポートフォリオが必要ない場合がほとんどですが、転職やフリーランスになる際は、ポートフォリオが必要になります。採用時、多くの企業がポートフォリオの提出を求めているためです。以下、経験者と未経験者の場合に分けて、ポートフォリオの必要性について解説します。

経験者の場合

経験者の場合、職務経歴書があればポートフォリオは重視されないという場合もあります。自社のサービスや事業と同じような開発案件に携わっているなど、職務経歴書だけで自社とマッチしそうか、ということが判断できることがあるからです。そうでない場合は、スキルや人柄などから自社とマッチしそうか、という判断が必要になり、スキルを確認するために、ポートフォリオが求められています。

未経験者の場合

未経験者は、過去の実績から自社とマッチしそうか、という判断ができないため、現状のスキルや人柄から判断することになります。そのため、経験者よりもより一層ポートフォリオの価値が高まります。

エンジニアがポートフォリオを作成するメリット

ポートフォリオの作成は、相手企業や採用担当者だけでなく、エンジニア本人にとってもメリットがあります。以下、メリットについて確認します。

自分のスキルをアピールできる

面接では、スキルや人柄などを見る、という側面がありますが、エンジニアの方の中には、自己PRやコミュニケーションが苦手な方もいるかもしれません。ですが、ポートフォリオで大きくスキルをアピールすることができれば、挽回も可能です。

面接時に使いやすい

ポートフォリオがあることで、ポートフォリオを読み合わせながら、実績やスキルの会話ができます。会話の組み立てが苦手な方でも、自分をアピールしやすくなります。

これまでの経験の振り返りができる

何かの機会がなければ、なかなか普段からポートフォリオ作りをすることはないと思います。ポートフォリオがないと、自分が過去にどんな案件に携わってきたのか、ということも忘れてしまいがちです。ポートフォリオがあることで、過去の自分を振り返ることができます。過去を振り返ることで、将来自分がどうありたいか、ということが見えてきやすくなるものです。ポートフォリオの作成は、キャリアプランを考えるうえでも有効です。

企業とのミスマッチを低下させられる

企業とのミスマッチは相手企業にとっても、エンジニア自身にとってもデメリットになります。もし、ミスマッチの企業に入社してしまった場合、周囲は仕事ができるのに、自分は仕事ができない、仕事についていけない、という状況に陥ることが考えられます。仕事のやり方やスキルを習得することが必要になりますが、転職やフリーランスは即戦力が求められる場合がほとんどです。結局、辞めることになった、ということになった場合、時間を無駄にしたり、メンタルにも悪影響が出る場合があります。

エンジニア向けのポートフォリオの作り方

エンジニアの方向けのポートフォリオの作り方について解説します。

過去実績がない場合

ポートフォリオに載せるような成果物がない場合や、過去案件に相手企業とマッチするような案件がない場合に、ポートフォリオに載せるための成果物を用意することが考えられます。以下、その際の作成手順を解説します。

成果物の選定をおこなう

成果物の選定は、相手企業が事業展開するサービスがあればそれに合わせたアプリやサービスを選びます。作成が難しい場合は、自分のスキルをアピールできるものを選ぶと良いでしょう。

作成するアプリやサービスに基づいた設計をする

選定した内容に合わせて、成果物の設計をおこないます。この工程は、上流工程のスキルをアピールできるため、可能であれば、要件定義書などのドキュメントを作成すると良いでしょう。

実際にアプリやサービスを作成する

要件に基づき実装に入ります。スキルをアピールしたくなるかもしれませんが、要件定義書などに基づいてしっかりと作ることが重要です。

ソースコードをわかりやすく公開する

実装が終わり、動作テストが完了すれば、開発は終了です。後は、ソースコードをGitHubなどに公開し、URLを共有するだけでいつでも誰でもポートフォリオとして中身を確認できる状態にします。

作成理由や開発の意図をまとめる

ソースコードを載せていても、すべてをチェックすることは難しいため、作成理由や開発の意図などをまとめておくことで、アピールポイントを伝えます。

公開可能な過去実績がある場合

過去案件の中に、相手企業が事業展開するサービスと似たような公開可能な案件がある場合、過去案件の中から適当なものを選定します。ソースコードを公開します。この際、守秘義務があるか、basic認証などをかける必要があるかなどをよく確認してください。作成理由や開発の意図をまとめ、ポートフォリオをレイアウトします。

ポートフォリオを作成するときのポイント

ポートフォリオ作成時のポイントを解説します。

わかりやすくシンプルなデザインにする

ポートフォリオをレイアウトする際、ポートフォリオの体裁自体をこだわったデザインにしたくなるかもしれませんが、伝わることを重視し、シンプルに作成するようにしましょう。

職務経歴書と重複しないように作成する

業務実績のある方は、ポートフォリオの他に職務経歴書を作成する場合がほとんどかと思います。両者になるべく重複する部分がないように作成しましょう。職務経歴書は、案件や業務範囲などを簡潔にまとめたドキュメントを作成しますが、ポートフォリオは成果物をまとめたものになります。使い方の違いを意識して作成すると良いでしょう。

オリジナリティのある作品を公開する

未経験の方など、職務経歴書でアピールすることが難しい場合は、できるだけポートフォリオでアピールしたいところです。力の入ったオリジナルの作品は、採用担当者の目にもとまりやすく、おすすめです。

まとめ

この記事では、ポートフォリオについて下記の解説をしてきました。

 

・エンジニアにはポートフォリオって必要?

・エンジニアがポートフォリオを作成するメリット

・エンジニア向けのポートフォリオの作り方

・ポートフォリオを作成するときのポイント

 

この記事がポートフォリオ作りの参考になれば幸いです。

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