エンジニアは独学でもなれる？未経験でもできる勉強法を徹底解説

エンジニア未経験の方の中には、独学でエンジニアになれるか、ということを気にされている方もいるかと思います。この記事では、独学で目指せるエンジニアの職種、独学でできる学習方法やできれば手に入れておきたいスキルセットや資格について解説してますので、是非ご覧ください。

エンジニアは独学でも目指せる？

結論から言えば、独学でエンジニアになることも可能です。

・案件を獲得しやすい

案件を掲載しているプラットフォームが多数存在しています。LancersやCrowdWorksといったクラウドソーシングサービスや、レバテックフリーランスやテックリーチなどのエージェントサービスを利用することで、実務経験がゼロでも募集している案件を探すことができます。

・学習しやすい

エンジニアになるために必要なプログラミング言語の知識・スキルを独学でも習得しやすい環境が整っています。書籍、動画、学習アプリなどを利用することで、様々なプログラミング言語を習得することが可能です。

エンジニアの種類

未経験者でもアサインしやすい代表的なエンジニアの種類についてご紹介します。

システムエンジニア

SEとも呼ばれ、主に業務システムや基幹システムの開発等をおこなうSIer系の会社などで、クライアントとの折衝やシステムの設計などをおこなう仕事です。納期前やトラブル対応などで残業や休日出勤などが発生することもあり、ハードなイメージのある職種です。慢性的に人材が不足しており、未経験者の募集もおこなっています。

WEBエンジニア

WEBサイト、WEBアプリケーションなどのフロントエンドまたはバックエンド開発をおこなうエンジニアのことです。フロントエンジニアならJavaScriptやPHPを、バックエンドエンジニアならJavaやC#、Go言語などが使われています。HTMLやCSSを学べば、未経験からでも仕事を受けることができます。

関連記事：WEBエンジニアはフリーランスを目指すべき？フリーランスの魅力や必要なスキルをわかりやすく解説

インフラエンジニア

システムのインフラの専門職で、サーバー、ネットワーク、データベースなどの設計、構築、運用、保守などを担当する職種です。インフラエンジニアはサーバーOSやネットワークの知識、スキルが必須です。運用、保守であれば、未経験から募集している案件が見つけやすいでしょう。

関連記事：インフラエンジニアとはどんな職業？仕事内容を分かりやすく解説

その他のエンジニア

その他のエンジニアとして、プログラミング言語を使用しソフトウェアなどの開発をするプログラマーや、品質管理をするテストエンジニア、客先でパソコンの設定や、ソフトウェアの導入をするフィールドエンジニアといった職種は未経験からでも、アサインしやすい職種です。

エンジニアになるための勉強法

独学でできる学習方法を解説します。

書籍を活用する

独学での学習で、書籍はおすすめです。以下でご紹介するような学習方法は、インターネットが発達してから登場したもので、インターネットが発達する以前は、書籍による学習がメインでした。数多くの書籍が出版されており、初心者から中級者、上級者まで網羅されています。

書籍による学習のポイントは、自分に合った書籍を選ぶことです。学習を続けていけるか、自分のキャリアに合うか、といった点を確認し、書籍選びをすると良いでしょう。

学習サイトやオンラインスクールを利用する

オンライン講座、動画やアプリなどオンラインで学べる環境が整っています。書籍との違いは、文字を読むのが苦手な人でも、学習しやすいという点にあります。一つ一つの学習内容が短時間で区切られたものが多く、通勤時間や移動時間の合間でも学習しやすく、学習意欲が継続しやすい傾向があります。

勉強会に参加する

ITエンジニア向けの勉強会が多数開催されています。勉強会のメリットは、学びを深めることができるということもありますが、同じような仲間を見つけることで、分からないことをお互いに質問し合ったり、進捗状況を共有し合ったり、モチベーションの維持が可能なことです。TECH PLAY、connpass、doorkeeperなど勉強会を検索できるサイトもあるので、活用してみると良いでしょう。

エンジニアに必要なスキルセット

独学で手に入れておきたいエンジニアのスキルセットを解説します。

ITに関する基礎的な知識

IT関係の職種につくならば、インターネットやパソコン、OS、プログラム、クラウドなどの基礎的な知識は、身に付けておきたいところです。

コミュニケーションスキル

ITエンジニアと言うと、黙々とコードを書くイメージがあるかもしれませんが、クライアントや開発チームのメンバーとの会話が求められる場面があります。また、上流工程などへのキャリアアップを考えているならば、コミュニケーションスキルは必須です。

プログラミングスキル

Java、C++、PHP、GO言語など多数のプログラミング言語があります。独学で学習すると言えば、こうしたプログラミング言語の学習をイメージされる方も多いと思います。ITエンジニアの多くはプログラミング言語のスキルは必須です。自分がなりたい職種や、キャリアプランに応じて、学ぶべきプログラミング言語を選ぶと良いでしょう。

マネジメントスキル

お金や、開発チームなどの人を管理するスキルです。フリーランスとして活動する場合や、上流工程では特に必須のスキルとなります。

エンジニアにおすすめな資格

独学でエンジニアを目指している方におすすめの資格をご紹介します。

ITパスポート試験

経済産業省による国家試験で、資格試験はIPAが主催しています。情報技術に関する基礎的な知識を有することを証します。経済産業省の定めるITスキル標準のスキルレベル1に相当し、難易度としてはあまり高くないため、未経験者がまずは目指してみると良い資格です。

参考：ITパスポート試験（公式ホームページ）

基本情報技術者試験

経済産業省による国家試験で、資格試験はIPAが主催しています。システム、ソフトウェアなどの開発の基本知識・スキルを有していることを証します。スキルレベル2に相当し、難易度としてはそこまで高くはなく、上記ITパスポート試験を取得済みの方や、未経験を脱した初級レベルの方はこちらを目指してみると良いでしょう。

参考：基本情報技術者試験（公式ホームページ）

情報処理安全確保支援士

経済産業省による国家試験で、資格試験はIPAが主催しています。システムに対するサイバー攻撃やセキュリティ対策に関する知識・スキルを有していることを証します。スキルレベル4に相当し、高難易度となっています。案件にアサインする際は有利な資格です。

参考：情報処理安全確保支援士試験（公式ホームページ）

応用情報技術者試験

経済産業省による国家試験で、資格試験はIPAが主催しています。高度IT人材に求められる応用的知識・スキルを有することを証します。スキルレベル3に相当し、中級レベルの難易度となっています。

参考：応用情報技術者試験（公式ホームページ）

まとめ

この記事では以下のことを解説してきました。

・独学でもアサインしやすい職種

・独学でできるエンジニアになるための勉強方法

・独学で手に入れておきたいエンジニアのスキルセット

・独学で取得しておきたい資格

独学でエンジニアを目指している方は上記のことを確認し、エンジニアを目指してみてください。

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