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フリーランスのkotlinエンジニアについて、案件動向や年収、求められるスキルを解説

フリーランスのKotlinエンジニアの案件動向や年収について関心がある方もいるのではないでしょうか。この記事では、そうした疑問について解説するとともに、フリーランスKotlinエンジニアのメリット・デメリットや、求められるスキルについて解説します。

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kotlinとは?

Kotlinは、Javaをベースとし、よりシンプルで簡潔なコードとなるように開発されたプログラミング言語です。Javaでは、nullが代入可能な変数を使うとエラーが発生することがありましたが、Kotlinではnullを代入できない変数を宣言できるように開発されました。Kotlinは、主にAndroidアプリ開発、デスクトップアプリケーション開発などに用いられます。

フリーランスのkotlinエンジニアの案件動向

弊社アールストーンが運営するフリーランスITエンジニア向けサービス『テックリーチ』では、現在284件のKotlin案件があります(2024年5月時点)。その多くがAndroidアプリ開発となっています。

Statcounterによれば、モバイル向けOSの世界シェアはAndroidが70.87%となっており、今後も高い需要が見込めます。

フリーランスのkotlinエンジニアの年収相場

求人BOXによれば、Kotlinエンジニアの平均年収は777.6万円となっています。テックリーチでは、平均年収は864万円となっており、最高年収は1380万円です(2024年5月時点)。

厚生労働省の運営するjobtagによれば、ソフトウェア開発(スマホアプリ)のエンジニアの平均年収は550.2万円のため、他の開発言語と比較して、Kotlinは単価が高いことが伺えます。

フリーランスのkotlinエンジニアの将来性

結論から言えば、Kotlinエンジニアの将来性は高いと言えます。その理由として、モバイル端末の普及と、インターネットに接続する機器として、スマートフォンの利用が増加傾向にあることがあげられます。

総務省によれば、2013年では、パソコンによるインターネット接続が80%を超えていましたが、2014年以降は70%台、2019年は60%台と低下する一方で、スマートフォンの活用は、2012年以前は50%以下でしたが、2013年には60%台、2015年には70%台、2019年には80%を超えて、増加傾向にあります。

こうしたスマートフォン活用の増加に対し、ユーザーが更に便利に活用できるためにアプリの開発が盛んにおこなわれ、各企業がシェア争いをしているのが現状です。

また、GoogleがAndroidアプリ開発言語として公式採用し、Kotlinの普及のために支援をおこなっていることが、他の開発言語と比較しても、Kotlinの優位性となっています。

フリーランスのkotlinエンジニアのメリット

フリーランスKotlinエンジニアのメリットを3つ解説します。

収入アップを目指しやすい

これまで解説してきたように、Androidアプリ開発の需要の高まりと、開発言語としてGoogleの後押しがあるため、他の言語に比べ優位性があり、収入アップが目指しやすい傾向にあります。

柔軟な働き方ができる

Kotlin案件は、リモートワークが可能な案件が比較的多い傾向にあります。リモートワークは、働く場所に縛られずに自由な場所で働くことができることが魅力です。

テックリーチで紹介するKotlin案件284件のうち、在宅、リモート可の案件は246件となっています(2024年5月時点)。

好きな案件・得意な案件中心に取り組める

Kotlinエンジニアに限ったメリットではありませんが、好きな案件や得意な案件を選んでアサインできるのは、フリーランスの魅力です。

フリーランスのkotlinエンジニアのデメリット

フリーランスKotlinエンジニアというより、フリーランスであることのデメリットになりますが、以下の3つについては押さえておきたいところです。

収入が不安定

会社員であれば、一つのプロジェクトが終われば、次のプロジェクトのアサインが決まり、毎月決まった給料を受け取ることができますが、フリーランスは、プロジェクトが終われば、そこで契約終了となり、いきなり収入が途絶えることになります。次の案件にアサインできるまでは、無収入となります。

税金まわりの管理が大変

会社員であれば、年末調整により申告と納税をおこなってくれますが、フリーランスは確定申告を自らおこなわなければなりません。クライアントによってはインボイス制度の登録も必要になるでしょう。そうした作業自体も大変ですが、何をする必要があるのか、ということを調べて間違いなく対応していく必要があります。

事務作業などを人に任せられない

フリーランスは、メインとなる仕事以外にも、確定申告、経費、請求書など自分でおこなう必要があります。税理士などに依頼することは可能ですが、基本的に人に任せる場合はその分お金がかかります。

フリーランスのkotlinエンジニアに求められるスキル

フリーランスKotlinエンジニアに必要なスキルを5つ解説します。

Kotlinの知識・スキル

Kotlinは、習得難易度が比較的低く初心者にもおすすめのプログラミング言語です。スタートガイドによりゼロからKotlinを学ぶことも可能です。

Javaの知識・スキル

KotlinはJavaをベースに設計されており、またJavaとKotlinは互いに呼び出しが可能です。Javaで開発された既存のプログラムをKotlinで扱うといった案件もあり、Kotlinについて深く知る、という意味でも案件の幅を広げるためにもJavaの知識・スキルは学んでおくとよいでしょう。

バックエンドの知識・スキル

Kotlinはサーバーサイド開発も可能です。そうした案件にアサインできるようにバックエンドの知識・スキルを身に付けることも選択肢の一つです。

Androidアプリの開発スキル

Androidアプリの開発には、スマートフォンで使用することを前提とした様々な知識が求められます。スマートフォンのOSやメモリといったデバイスに関する知識、物理ボタンやUIに関する知識、Googleプレイに関する知識などです。

Webアプリの開発スキル

KotlinはWEBアプリの開発もおこなえます。WEBアプリの開発スキルを身に付けておくことで、より幅広い業務をこなせるようになります。

フリーランスのkotlinエンジニアが高単価の案件を獲得するには?

一般的に、スキルの幅を広げ、経験と実績を積むことで、高単価の案件を獲得しやすくなります。

中でもKotlinは、比較的新しいプログラミング言語のため、扱える人材が比較的少ないこと、Androidアプリの開発に向いていること、などの理由から、他のプログラミング言語よりも高単価な案件が多く、根気よく案件を探すだけで、高単価な案件にアサインできる可能性もあるでしょう。

まとめ

Kotlinエンジニアは、将来性があり、年収も高い傾向にあることについて解説してきました。Kotlinを用いて開発可能なAndroidアプリ、バックエンド開発、WEBアプリの開発などのスキルを身に付けることで、より幅広い業務にも対応できるようになります。この記事を参考にフリーランスKotlinエンジニアを目指してみてください。

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